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日本全国には約2800箇所以上の温泉があるそうで、日本人ほど温泉好きの国民はいないと言われています。そんな温泉好きな一人の温泉ファンとして全国の温泉・秘湯・露天風呂や温泉宿など温泉情報を盛りだくさん紹介しています。是非、温泉旅行や観光旅行に行くときの参考にしてくださいね。
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蔦温泉

青森では良質の湯と湯治場としての伝統から、酸ヶ湯温泉とともに日本百名湯にも選ばれている『蔦温泉(つたおんせん)』は、十和田市にある温泉。

南八甲田の赤倉岳の東麓(標高460m)に位置し、観光の拠点としても利用される蔦温泉は、ブナの原生林に囲まれた蔦沼畔に湧き、久安3年(1147年)に発見されたといいます。

国道103号線から森の中の脇道に分け入ると、やがて十和田樹海と呼ばれるブナの原生林の木立の中に、大正時代に建てられたという木造の湯宿「蔦温泉旅館」が現れてきます。

一軒宿「蔦温泉旅館」にあるヒバの浴槽「久安の湯」足元が源泉で、湯浴みを楽しむ足元から自然の新湯がどんどん湧き出してきます。

蔦温泉の湯の透明度は全国でもトップクラス、肌ざわりも滑らかで、よく温まると評判が高く、湯船からあふれ出た湯がさらさらと流れる床に寝そべる「寝湯」の心地良さも、ぜひ味わいたいものです。

明治時代の紀行作家大町桂月はこの温泉をこよなく愛し、奥入瀬渓流のそこここの美しさに心奪われる流れや滝・岩に名前を付け、全国に紹介、自身も晩年は本籍を土佐よりこの地に移し、終のすみ家にしました。

今も彼の墓が敷地内にあり、季節の移ろいを静かに楽しんでいるかのようです。

また、蔦温泉の周囲には、「蔦の七沼」と称される湖沼群が点在し、散策路として、蔦沼めぐり自然研究路と野鳥の森めぐりのコースがありますので温泉と合わせて楽しみたいものです。


泉質:ナトリウム・硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物泉
効能:リウマチ、胃腸病、神経痛、創傷、肝臓病、痔疾、婦人病、糖尿病、病後回復など

所在地:青森県十和田市奥瀬
アクセス: JR「青森駅」からバス約110分

営業時間: 立ち寄り入浴/9:00〜16:00
料金: 立ち寄り入浴/大人500円、小人(小学生)200円

問い合わせ先:蔦温泉旅館(0176-74-2311)


蔦温泉 蔦温泉旅館

普段着で見られるブナ林の規模は日本最大の場所に位置し、大浴場は源泉の真上にブナ材とヒバ材で造られた風情豊かな温泉旅館です。
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