日本全国には約2800箇所以上の温泉があるそうで、日本人ほど温泉好きの国民はいないと言われています。そんな温泉好きな一人の温泉ファンとして全国の温泉・秘湯・露天風呂や温泉宿など温泉情報を盛りだくさん紹介しています。是非、温泉旅行や観光旅行に行くときの参考にしてくださいね。
酸ヶ湯温泉(すかゆおんせん)は、三百年も昔から開かれていた山の温泉宿で、十和田八幡平国立公園の北部、八甲田の主峰大岳の西麓に位置する、標高約九百メートルの清涼な高地にあります。
風光は四季の変化に富み、ブナ帯、アオモリトドマツ帯の境界付近にあるため、高山植物の種類も多く、美しい自然は有数の観光地となっています。
酸ヶ湯温泉は、八甲田観光の基地でもあり、八甲田大岳・井戸岳・赤倉岳など北八甲田や山腹に発達する毛無岳・田茂萢などの湿原への登山口になっています。
近くの城ヶ倉渓流もすばらしく、春夏秋はもちろん、特に、冬の八甲田山は理想的なスキー場となり、自然の造形樹氷群を縫って山岳スキーの醍醐味を味わうことができます。
酸ヶ湯温泉は、江戸期より湯治客が多く、その頃は春固雪の時期だけ7里の道を登り苫小屋を立て、ねつの湯、冷えの湯、四分六分の湯、鹿の湯と雪の上を渡り歩いて入浴したといわれています。
酸ヶ湯温泉の名物は混浴の千人風呂。
総ヒバ造りの体育館のような巨大な建物で、「熱の湯」「四分六分の湯」、と打たせ湯があり、「熱の湯」と「四分六分の湯」は隣同士であるが泉源が違います。
また名前から受ける印象と実際の湯の温度が異なっていて、「熱の湯」は源泉の湯をそのまま使っているが、ややぬるめです。
「四分六分の湯」は源泉の湯に水を混ぜているが、もともとの源泉の湯が高温であるため、熱の湯より高温です。
脱衣所は男女別だが中は混浴ですので女性が入るにはちょっと勇気がいるかも。
泉質
酸性硫黄泉(含石膏、酸性硫化水素泉)
[効能]
神経痛、リューマチ、冷え性の方、神経炎、胃腸病、婦人病一般、痛風、創傷、火傷、ジンマシン、糖尿病、皮膚病、貧血病、常習便秘、痔疾、小児マヒ、ゼンソク、夜尿症、打撲、骨折の予後など
アクセス
飛行機:青森空港から車で1時間
電車・バス:東北本線青森駅下車
JRバス(料金 1,500〜1,600円)で
1時間10分 酸ヶ湯温泉前
高速道路:東北自動車道 青森インターチェンジから50分
黒石インターチェンジから45分
タクシー:青森中心部から約45分
料金 7,000〜8,000円
酸ヶ湯温泉旅館
◇ 青森市内・浅虫温泉
◆ 広さ80坪の大浴場「ひば千人風呂」にぜひ一度お入り下さい。昔ながらの混浴を守っています。
青森県の温泉・露天風呂
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