日本全国には約2800箇所以上の温泉があるそうで、日本人ほど温泉好きの国民はいないと言われています。そんな温泉好きな一人の温泉ファンとして全国の温泉・秘湯・露天風呂や温泉宿など温泉情報を盛りだくさん紹介しています。是非、温泉旅行や観光旅行に行くときの参考にしてくださいね。

『赤湯温泉(あかゆおんせん)』は、米沢盆地の北端に位置し、果樹の里として有名な山形県南陽市にある温泉で、山形新幹線「赤湯駅」東側の線路沿いに広がる丘陵の南端、桜の名所として知られる烏帽子山公園の麓に宿が集まり趣のある湯の町です。
開湯は寛治7年(1093)、八幡太郎源義家の弟・義綱が神託により見つけたとされる古湯で、戦で傷ついた家来たちを湯に入れるとみるみる傷が治り、傷から出た血でお湯が真っ赤になったことから、赤湯と呼ばれるようになりました。
赤湯温泉のキャッチフレーズは「汗をかいたら、缶ジュースより安い温泉浴場へ」。
共同浴場は、大湯、あずま湯、とわの湯、丹波湯、烏帽子の湯があり、それぞれの共同浴場は定休日が重ならないように配慮され、毎日どれかの浴場に入れ、そのうえ入浴料がわずか100円と安いのも特徴です。
赤湯温泉は、気軽に思う存分湯浴みを満喫できる、湯客に優しい湯の里。
赤湯温泉周辺には、19世紀イギリスの女性旅行家イザベラ・バードが「東洋のアルカディア」と絶賛した置賜平野の田園風景が広っていて、丘陵にはブドウ畑の棚が並んでいます。
赤湯は、花とフルーツとワインの里、山形県ぶどう栽培発祥の地として知られおり、赤湯温泉を囲む山々の斜面には見事なぶどう畑が見られ、4つのワイナリーで特色のあるローカルワインを出荷しています。
春を告げるサクラ、初夏と秋のバラ、伝統ある秋の菊、そしてワイン。
ブドウ栽培を活かしたワイン醸造の歴史は明治半ばにまでさかのぼり、酸味と渋味が調和した香り豊かな辛口本格ワインが主流で、時期が良ければワイナリー見学やワイン造り体験もできますよ。
フルーツはサクランボ、リンゴ、ブドウ、洋ナシ栽培が盛んで、旬の季節ともなればそれぞれ観光果樹園でもぎたての味を堪能できますよ。
美しい花の香りを楽しみ、四季折々のフルーツを堪能した後には、長い歴史を誇る古湯に身を委ねる旅のひととき。
赤湯温泉は、まさに「アルカディア」に迷い込んだかのような気分に浸れる温泉地です。
泉質:含硫黄塩化物泉、アルカリ性単純温泉
効能:疲労回復、神経痛、リウマチ、慢性皮膚病、糖尿病など
所在地:山形県南陽市赤湯
問い合わせ先:赤湯温泉旅館組合(0238-43-3114)
アクセス:JR奥羽本線「赤湯駅」からタクシー約6分または徒歩20分
赤湯温泉周辺の温泉宿

赤湯温泉 櫻湯山茱萸
全室かけ流しの露天風呂付。春いち早く咲く山茱萸。その花は春そのものであり、心待ちにする気持ちはお客様を迎える喜びに通じます。

赤湯温泉 丹泉ホテル
◇ 長井・赤湯
◆ 名湯赤湯温泉の中心で温泉自慢、料理自慢の老舗です。朝食のお餅、夕食の米沢牛料理も好評です。

赤湯温泉 いきかえりの宿 瀧波
◇ 長井・赤湯
◆ 300年前の多層曲屋民家を復元した民芸の宿。朝食にお餅をつき夕食に山菜箱膳と米沢牛。大石をくりぬいた露天風呂と美術民芸の蔵等東北の四季と歴史をご案内。

赤湯温泉 上杉の御湯御殿守
◆ 以前が上杉家の別荘だった宿です。赤湯温泉一の湯量と12の浴槽があり、岩盤浴やリラックス施設も充実しております。米沢牛料理なども好評です。

赤湯温泉 森の湯
◆ 全館離れ風の総平屋作りの和風旅館。月変わりの和風郷土料理をお楽しみ下さい。離れの源泉かけ流し露天風呂とベッド付客室もございます。
赤湯温泉 旅館 大文字屋
◇ 長井・赤湯
◆ 源泉かけ流しのお風呂でごゆっくりおくつろぎ下さい!山形牛を使った料理も自慢の宿。
雀のお宿 竹屋旅館
◇ 長井・赤湯
◆ 昔話のような心暖まる居心地のよい宿です。
赤湯温泉 旅館 大和屋
◇ 長井・赤湯
◆ 世界の名品をちりばめ美術館さながら新装オープンいたしました。和の趣きあふれるモダンな空間でくつろぎのひとときを・・
赤湯温泉 升形屋旅館
◇ 長井・赤湯
◆ 源泉かけ流しの宿です。
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