日本全国には約2800箇所以上の温泉があるそうで、日本人ほど温泉好きの国民はいないと言われています。そんな温泉好きな一人の温泉ファンとして全国の温泉・秘湯・露天風呂や温泉宿など温泉情報を盛りだくさん紹介しています。是非、温泉旅行や観光旅行に行くときの参考にしてくださいね。

『宝泉寺温泉(ほうせんじおんせん)』は、大分県玖珠郡九重町町の九重九湯(宝泉寺温泉のほか、壁湯温泉、川底温泉、龍門温泉、湯坪温泉、筋湯温泉、筌の口温泉、長者原温泉、寒の地獄温泉)のなかでももっとも賑わい、山あいに静かに佇むいで湯は、地元の人たちも気軽に訪れる人気の温泉地。
宝泉寺温泉の歴史は古く、約1000年以上昔、空也上人が開いたといわれる温泉で、伝承では972年の大地震の際にその大杉の根本から突如温泉が湧出したのが始まりと伝えられていて、現在も毎分2000リットルの湧出量を誇っています。
宝泉寺の名は、そのいで湯に空也上人を祀る寺院、宝泉寺を建立したことに由来し、温泉街入り口に架かる「太鼓橋」を渡ったところに湧く共同露天風呂「石櫃の湯」の日本最大の石櫃風呂は、宝泉寺温泉のシンボルとなっています。
夏には、ホタルが舞うほどの自然に恵まれ、緩やかな岩床で滝すべりを楽しむ家族連れなどで賑わう高さ20メートル、幅40メートルの二段落とし「竜門の滝」は秋の紅葉も見ものです。
また、私小説作家で名高い檀一雄の短編「女の牧歌」の舞台としても有名で、「湯本屋」(現宝泉寺観光ホテル)の萱葺き屋根や湯船は現存しないが、純真無垢な少女と過ごした名湯に浸ってみるのはいかがでしょう。
泉質:単純温泉、ナトリウム塩化物泉など
泉温:43〜96度
効能:慢性皮膚病、婦人病、慢性消化器病、神経痛、疲労回復など
所在地:大分県玖珠群九重町町田
アクセス:JR久大本線「豊後森駅」から玖珠観光バス約30分「宝泉寺」下車、徒歩3分
問い合わせ先:九重ふるさと館観光案内所(0973-73-5510)
宝泉寺温泉周辺の厳選温泉宿

宝泉寺温泉 宝泉寺観光ホテル湯本屋
作家、檀一雄ゆかりの「檀の湯」や桧の浴槽の「かわせみの湯」野天浴「駒吉の湯」など、温泉三昧の宿です。お食事は食事処「宵待亭」で炭火焼料理を。

宝泉寺温泉 季の郷山の湯
自然石を使った大浴場は、洞窟風呂・露天風呂・うたせ湯などがあり、ゆったりと御入浴できます。
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▼『湯平温泉(ゆのひらおんせん )』−”天下の名湯”としてフランス・ヴィシー鉱泉と並ぶ胃腸病に効能高き名湯
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