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日本全国には約2800箇所以上の温泉があるそうで、日本人ほど温泉好きの国民はいないと言われています。そんな温泉好きな一人の温泉ファンとして全国の温泉・秘湯・露天風呂や温泉宿など温泉情報を盛りだくさん紹介しています。是非、温泉旅行や観光旅行に行くときの参考にしてくださいね。
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須川高原温泉

『須川高原温泉(すかわこうげんおんせん)』は、栗駒山の中腹、およそ八合目に位置する岩手県一関市厳美町祭畤山国有林内にある秘湯。

春は残雪と新緑、夏は高山植物、秋は紅葉を眺めながらの栗駒山登山に最適な基地としても利用されている温泉地です。

栗駒国定公園内、岩手県と秋田県の県境、標高1126mにあり、温泉地として開けたのは約300年前で、昭和33年に真湯温泉(しんゆおんせん)とともに国民保養温泉地に指定され、一軒宿の「須川高原温泉」があり、露天風呂の千人風呂が有名。

須川高原温泉は、古くから湯治場として親しまれており、湧出量毎分6,000リットル、天然湯100%の温泉宿です。

秋田県側にも温泉があり、須川温泉と名称が異なる名前の温泉があります。

旅館は標高1126mの高地にあるが、展望がきく高原にあるため、「秘湯」といった雰囲気はないが、アクセスの不便さは、まさに秘湯そのもの。

また、奥羽山脈の真っ只中、豪雪地帯にあるため、冬期は休館となります。

このようなロケーションにあるにもかかわらず、須川高原温泉は大変大きな旅館で、一般観光温泉客向けの48室に加え、湯治部の68室があります。

玄関やロビーはシティホテルを思わせる立派なもので、そこから奥に行くと、旅館部と湯治部の建物が長い廊下でつながっていて、浴衣姿に手ぬぐいの中高年男女が大きな売店や食堂、大浴場などの前を行き交い、昔ながらの日本の温泉風景を見せています。

露天風呂は男女別で10m四方ほどの非常に大きなもので、白濁の湯が掛け流し、湧き出たばかりの湯は無色透明だが、すぐに酸化して白濁した色に変わっていきます。

また、目の前には巨大な大日岩がそびえ立っていて、夜間になると美しくライトアップされます。

名物の「千人風呂」はもともと混浴だったが、平成5年に男女別に分割されましが、それでも広さは並ではなく、優に50人が一度に入浴できます。

加温せず水一滴加えない極上の湯、湯は強酸性のなめらかな肌触りなので女性が喜ぶ泉質です。

このほか、須川高原温泉には江戸時代からの名物「おいらん風呂」もあります。

須川高原温泉は、遠くの山が見えたりするわけではないのだけれど、硫黄の香りが漂い、大自然の中に浸かっているっていう気分になる秘湯ですね。


特徴:酸性含硫黄硫酸塩泉(硫酸を主成分とした強酸性)
効能:慢性消化器疾患、リウマチ、性疾患、慢性中毒症、糖尿病、皮膚掻痒症、運動障害、動脈硬化症など

所在地:岩手県一関市厳美町

アクセス:
鉄道・バス:東北本線・東北新幹線・大船渡線「一ノ関駅」から岩手県交通「須川高原温泉」行きで約90分(積雪の為、冬季は運休)
車:東北自動車道一関ICより約80分
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