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日本全国には約2800箇所以上の温泉があるそうで、日本人ほど温泉好きの国民はいないと言われています。そんな温泉好きな一人の温泉ファンとして全国の温泉・秘湯・露天風呂や温泉宿など温泉情報を盛りだくさん紹介しています。是非、温泉旅行や観光旅行に行くときの参考にしてくださいね。
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夏油温泉

夏油温泉(げとうおんせん)は、北上市西部、焼石岳中腹の渓谷にある北上市和賀町にある温泉で、交通の不便なまさに秘湯。

北上市街から山の中の一本道を渓谷沿いに1時間ほど上ったところにある静かな温泉で、夏油川に沿って曲がりくねった山道の最奧部にあり、渓谷沿いの道が突然開け、山に囲まれたわずかな平地に小さな温泉街が現れてきます。

温泉入口正面の通りの両側には、売店や食堂、マッサージ屋などがひしめき合い、さながら街並みのような光景を形成しています。

冬場は夏油高原スキー場から先の道が、冬期間閉鎖で通行止めとなるため夏油温泉へは行くことはできません。

開湯は850年以上前で伝説によれば、平家の落人の末裔、高橋四郎左衛門が巨大な白猿と戦った翌年、その猿が気になって山中深く入った際に、温泉で傷を癒している姿を見て発見したと伝わっています。

江戸時代の温泉番付では、東の大関と記された名湯で、現在ではブナ林に囲まれた渓流露天風呂が数多くあります。

夏油温泉という変わった名前は、パンフレットによればアイヌ語の「グット・オ(崖のある所)」に由来するそうです。

夏油温泉のほとんどが元湯夏油のもので、「大湯」、「滝の湯」、「真湯」、「疝気の湯」、「女の湯」などがあります。

「大湯」は、りっぱな湯小屋で、大湯も脱衣場は男女に分かれているが中は完全混浴。お湯は透明で非常に熱い。

「滝の湯」は、コンクリートブロックでできた湯小屋で、男女別、外見の風情がないが、川の音を聞きながらのお湯は気持ちいいですよ。

「真湯」は、りっぱな丸太を使った湯小屋で、入り口と脱衣場所は男女別で、風呂は正真正銘の混浴。川岸にあって開放的。お湯はかなり熱く、ナトリウム−カルシウム塩化物硫酸塩泉の56.6度の湯。露天風呂にのぼせると、川原に降りて川の水で足を冷やす人も。川の音と川伝いの風がすばらしく心地いいですね。

「疝気の湯(せんきのゆ)」は小さな露天風呂で、ぬるめの透明なお湯だ。婦人病に効能があるようです。カルシウム−ナトリウム硫酸塩泉(低張性中性高温泉)59度。

夏油温泉「女の湯」「女の湯(めのゆ)」は、夏油川を挟んで真湯の対岸にある混浴露天風呂。川には丸太2本で作った細い橋がかかっていて、川岸の岩に沿って湯船がある。湯は岩の隙間からお湯が涌くので細かい泡が立ちのぼってきて、白濁してややぬるい。

夏油温泉は、立ち寄り湯も可能で、露天風呂に入浴することができます。

なお、かつて温泉街の名物となっていた天然洞窟内の「洞窟風呂」は、温泉は現在も湧出しているが、入浴禁止になっています。


泉質:ナトリウム・カルシウム塩化物泉など
効能:神経痛、リウマチ、皮ふ病など

所在地:岩手県北上市和賀町岩崎新田

アクセス JR北上駅から岩手県交通バス夏油温泉行きで1時間16分、終点下車

車:秋田道北上西ICから県道37号・122号経由30km

問い合わせ先 北上市観光物産課(TEL:0197-64-2111)


夏油温泉の温泉宿

夏油温泉 夏油温泉観光ホテル

数億年前から湧き続ける伏流水、ブナの原生林と夏油渓谷のせせらぎに包まれた素朴で趣深い温泉宿。

夏油温泉 昭和館
◇ 北上・花巻・遠野
◆ 大自然に囲まれた源泉掛け流し露天風呂大湯に最も近い旅館。
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