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日本全国には約2800箇所以上の温泉があるそうで、日本人ほど温泉好きの国民はいないと言われています。そんな温泉好きな一人の温泉ファンとして全国の温泉・秘湯・露天風呂や温泉宿など温泉情報を盛りだくさん紹介しています。是非、温泉旅行や観光旅行に行くときの参考にしてくださいね。
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二岐温泉

『二岐温泉(ふたまたおんせん)』は、栃木県と福島県の県境、標高1544mの二岐山東麓に広がる天栄村の奥に湧く秘湯。

天栄村は、春は山菜、秋はキノコなど山の幸の宝庫であり、二岐登山の基地としても利用される、静かないで湯の里です。

二岐温泉の開湯は、平安中期の安和2年(969)と伝わっていて、千年を超える歴史を誇る古湯で、源泉はブナやあすなろの原生林に覆われた二岐川沿いに点在しており、渓流沿いの露天風呂を持つ宿も多い。

「秘湯」という言葉は、二岐温泉が発祥の地なのだそうで、二岐温泉にある旅館、「大丸あすなろ荘」の館主は日本秘湯を守る会の会長を務めていることでも知られています。

二岐川の渓流に沿って温泉宿が点々と並び、ブナやアスナロの原生林に覆われた山奥には平家落人の里との伝説も残っていて、渓流沿いに湧く露天風呂では新緑、盛夏、紅葉、雪景色と、どの季節でも手付かずの自然に抱かれ野趣あふれる湯浴みを楽しめます。

二岐川の川底や河原から自然湧出する湯は豊富な湯量を誇り、掘ればすぐに湧き出ると言われるほどで、どの宿でもかけ流しの湯を楽しめ、温泉街随一の古い建物の日帰り入浴施設「湯小屋」では、岩盤の亀裂から自噴泉が湧き出る岩風呂、渓流沿いの露天風呂など野趣あふれる湯殿、特に露天風呂は鬱蒼とした原生林と二岐川の流れにすぐ手が届きそうなロケーションで、まるで野湯を楽しんでいるかのようで、自然に溶けこみ一体になったような気分を味わえます。

二岐温泉は、江戸時代には南会津の「隠し湯」といわれ一般の通行を禁じていたこともあり、正真正銘の秘湯として、その秘湯の雰囲気に憧れて訪れる人も多く、何度来ても満足できる温泉、人に薦めたい温泉と温泉ファンからの評価も高い温泉。

車の騒音もなく人の声さえ聞こえない、動くものは、川の流れと注ぎ込まれる温泉、そして裸の自分のみ。

だが、露天風呂に浸かっていれば、心と体を緊張を真っ白に解き放ってくれます。

二岐温泉は、日常の煩わしさまでスッキリ洗い流してくれそうな、まさに秘湯です。



泉質:硫酸塩泉、アルカリ性単純泉
効能:神経痛、筋肉痛、腰痛、胃腸病、冷え性、皮膚病、動脈硬化症、やけど、不妊症など

所在地:福島県岩瀬郡天栄村湯本下二俣

アクセス: 東北新幹線「新白河駅」からタクシー約50分
JR東北本線・東北新幹線新白河駅から送迎バスあり
車:東北自動車道白河インターチェンジから70分。

問い合わせ先:天栄村観光情報センター(0248-85-2222)


二岐温泉の温泉宿
二岐温泉 桂祇荘
◇ 中通り(須賀川・白河・二本松)
◆ 二岐温泉はひなびた山の出湯(秘湯)という素朴な味わいで親しまれております。お料理は山川料理です。

二岐温泉 大和館
◇ 中通り(須賀川・白河・二本松)
◆ 二岐の山懐に抱かれた山菜と岩魚料理の湯宿又秘湯という造語発祥の地であり登山や釣りのお客様にも最適です。

二岐温泉 旅館 ふじや
◇ 中通り(須賀川・白河・二本松)
◆ 紅葉や新緑はもちろん、冬には雪見風呂と四季折々の自然が楽しめます。主人自ら採集した山の幸がおいしい宿。

二岐温泉 湯小屋旅館
◇ 浜通り(いわき・原町・相馬)
◆ 「たいくつ」が贅沢に変わる湯宿!花見月見雪見の渓流野天風呂”

二岐温泉「大丸あすなろ荘」
日帰り入浴/可能 735円 11:00〜14:30


最後の聖泉


命からがら


誰も行(い)けない温泉前人未湯


小さな鉄道小さな温泉
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