福岡県『二日市温泉（ふつかいちおんせん ）』−福岡の奥座敷・菅原道真ゆかりの地に湧く温泉

二日市温泉（ふつかいちおんせん）は、福岡県筑紫野市の菅原道真ゆかりの天拝山の東麓に湧く温泉。

発見は約1300年前、開湯伝説によれば、藤原登羅麻呂が武蔵寺の薬師如来に娘の病気治癒を祈願したところ夢の中で温泉の場所を教えられ、お告げ通りに発見したとされ、「万葉集」にも「吹田の湯」として登場する九州最古の温泉で、やけどや皮膚病、飲用では胃腸病や慢性消化器病に効能があるとされています。

古くは武蔵温泉、または次田の湯などと呼ばれ歌人に愛された温泉で、大伴旅人は大宰府赴任時に妻を亡くし、万葉集にも記されている句を詠んでいます。

「湯の原に 鳴く芦田鶴は わがごとく 妹に恋ふれや 時わかず鳴く」

また俳人、高浜虚子がこの二日市温泉の地で数多く詠んでいることでも知られています。

二日市温泉は、太宰府天満宮の南西部に位置し、福岡市街にも近く観光の拠点として便利で、二日市駅の南側に温泉街が広がり、温泉街にはマンションが多く、福岡のベッドタウンでもあり、住宅街の中に近代的な設備のホテルや老舗旅館があります。

中心にはの共同浴場「博多湯」「御前湯」などもあり地元の人たちと観光客でいつも賑わっていて、日帰り入浴施設として「バーデンハウス」もあります。

二日市温泉の宿では、昭和天皇、江沢民、美空ひばりらにゆかりがある旅館「大丸別荘」が有名です。


泉質：アルカリ性低張性高温泉
泉温：47度
効能：神経痛、慢性消化器病、疲労回復、運動器障害など

所在地：福岡県筑紫野市湯町
アクセス：JR鹿児島本線「二日市駅」から徒歩10分
九州自動車道筑紫野二日市温泉入口バス停より徒歩約8分

問い合わせ先：筑紫野市観光協会（092-922-2421）



二日市温泉　大観荘
福岡県の奥座敷といわれ、万葉といで湯の里、二日市温泉、交通至便、純和風の70室、より多くの皆様に親しまれている温泉地です。

二日市温泉　大丸別荘
◇ 宗像・飯塚・原鶴・二日市・筑紫野・甘木
◆ 多くの皇族方・国賓・各界の著名人・作家・芸能人等にご利用いただいています。博多の奥座敷。

二日市温泉　扇屋旅館＜福岡県＞
◇ 宗像・飯塚・原鶴・二日市・筑紫野・甘木
◆ 真心こもったサービス。家庭的な温かい宿で旅の疲れを癒してください。