北海道『丸駒温泉（まるこまおんせん）』−日本最北の不凍湖・支笏湖の北岸の秘湯

丸駒温泉は、恵庭岳の麓、日本最北の不凍湖・支笏湖の北岸の大正４年創業の歴史ある温泉旅館「丸駒温泉旅館」に湧く温泉。

札幌から車で国道453号線を約70分、国道から分かれた道の終点に近代的な旅館の建物があります。

丸駒温泉の名は、大正4年の恵庭岳の麓で採掘されていた硫黄を運搬する馬がケガした際にこの地で癒していたことに由来しています。

支笏湖の湖面と常に同じ高さにある天然露天風呂は、岩肌からぐつぐつぶくぶくと湧き出す全国でも珍しい足元湧出湯の秘湯で、湯温の調節を湖水で行う風情が創業当時のまま残されています。

露天風呂の一つは、湯温の異なる三つの湯舟がある内湯の前にあり、支笏湖を目の前にした、広いスペースで開放感があります。

源泉かけ流しの心地良い鉄分の香りある透明な湯は、空気に触れて茶褐色となるため、湯舟のお湯は薄い茶褐色に見えます。

もう一つの露天風呂の湯は透明マイルドな感じの天然の露天風呂で、支笏湖と繋がっており、周りの岩や、底の砂利石は自然のままで野趣があります。

天然露天風呂からは、青い支笏湖と・風不死岳などの雄大で美しく神秘的な景観をな景色を望みながら、豊富で良質の湯を楽しむことができます。

丸駒温泉には、有料の貸し切り露天風呂もあります。

日本最北の不凍湖と言われる支笏湖には、手付かずの自然が残っており、何とも言えない美しく神秘的な光景。

また、旅館前には船着場があり、クルージングも楽しめるようです。

丸駒温泉周辺には、日本第二位の深さと屈指の水質を誇る支笏湖をはじめ、湖水の色が変わるオコタンペ湖、太古の姿を残す美笛の滝、神秘的な雰囲気に満ちた苔の洞門、支笏湖一帯で最も高い恵庭岳、高山植物の花畑が広がる樽前山など、自然に恵まれ見どころやプレイスポットがたくさん。

札幌から１時間少々で手付かずの自然と良質の温泉、老舗の味とサービスを味わえる丸駒温泉は、非常に魅力的なスポットであり、また訪ねたいという気持ちになる温泉です。


泉質：ナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素塩・硫酸塩泉
効能：神経痛・リウマチ・筋肉痛・肩こり・冷え性・腰痛・火傷・皮膚病・アトピー・婦人病・肥満など

所在地：北海道千歳市幌美内番外地

アクセス：JR千歳駅から北海道中央バス支笏湖行きで40分、終点下車
車：道央道千歳ICから道道16号、国道453号、道道730号経由35km

問い合わせ先：丸駒温泉旅館（TEL：[phone]）


丸駒温泉　丸駒温泉旅館
大正４年創業湖畔の一軒宿。支笏湖の北岸恵庭岳の麓の一軒宿。天然露天風呂は湖とつながっており、湖の水面と湯面が高さが同じという特色を持ってます。