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日本全国には約2800箇所以上の温泉があるそうで、日本人ほど温泉好きの国民はいないと言われています。そんな温泉好きな一人の温泉ファンとして全国の温泉・秘湯・露天風呂や温泉宿など温泉情報を盛りだくさん紹介しています。是非、温泉旅行や観光旅行に行くときの参考にしてくださいね。
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日奈久温泉

熊本県八代市南西部、八代海を挟み天草諸島を望む海辺に湧く『日奈久温泉(ひなぐおんせん)』は、応永16年(1409年)、浜田六郎左衛門が父の刀傷を癒そうと厳島明神に祈っていると夢でお告げがあり、温泉を発見したと伝えられる熊本県下でもっとも古い歴史を持つ名湯。

日奈久温泉は、参勤交代途上の島津候に利用され、江戸初期には熊本藩主、細川家の藩営温泉にも指定された由緒ある日奈久の街並みは、石畳の道や古い板塀の建物に当時の表情を色濃く残し、俳人・種田山頭火は、昭和5年にこの地を訪れ『温泉はよい、ほんたうによい、ここは山もよし海もよし、出来ることなら滞在したいのだが、―いや一生動きたくないのだが』と日奈久温泉への心からの称賛を日記に残しています。

現在では、30軒あまりの温泉施設が立ち並び、温泉街には5軒の共同浴場があり、その中のひとつ「日奈久温泉センター」には、温泉の流れ出る飲泉所も設置されています。また、晩秋になると、宿によっては特産の晩白柚を入れた風呂が楽しめるのも日奈久温泉の魅力で、柔らかな肌触りの湯が「美人の湯」としても好評。

温泉街の裏手にある湯の神を祀った日奈久温泉神社は桜の名所で知られ、八代海を一望することができ、名物は八代海の新鮮な魚で作る「ちくわ」で、竹細工や高田焼などの工芸品店とともにや日奈久ちくわの店が軒を連ね、早朝はちくわの焼ける香ばしい薫りが温泉街辺りを包み込みます。

別名「孝行泉」と呼ばれる日奈久温泉は、どこか懐かしい風景でノスタルジックな思いにさせてくれる温泉です。日頃の感謝を込めて親子で日奈久温泉を訪れてみてるのははいかがでしょうか。


泉質:弱アルカリ単純泉
泉温:30〜50度
効能:リウマチ、神経痛、創傷、美肌など

所在地:熊本県八代市日奈久中町・上西町
アクセス:肥薩おれんじ鉄道「日奈久温泉駅」下車、徒歩10分

問い合わせ先:八代市商政観光課(0965-33-4115)


日奈久温泉のおすすめ宿

日奈久温泉 潮青閣

山と海に囲まれた静かなやわらかい湯の温泉地、新鮮な季節の魚が美味しい、家族的でゆっくりくつろいで頂ける宿。


日奈久温泉 金波楼

木の温もりと歴史を感じる宿。肌に優しい源泉の湯が心を癒す。
明治43年創業の木造三層桜の情緒豊かな純和風旅館。磨きこまれた床や柱の色合いが奥深い。湯は600年という長い時間を経た今も絶えることがない。絵画や詩が展示されているレトロなギャラリーが人気。
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